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JEC 2010

Posted: 6月 20th, 2010 | Author: admin | Filed under: Enduro, JEC, お知らせ | Tags:

10/2-3 MFJ全日本エンデューロ選手権第3戦 HIDAKA2days8月よりエントリー開始!

☆ 小池田猛2010FIM世界エンデューロ選手権(MAXXIS 2010 FIM  ENDURO WORLD CHAMPIONSHIP)第5戦スロバキアGP、最終戦フランスGPにスポット参戦

見るエンデューロ
「エンデューロは参加型のモーターサイクルスポーツ」という既成概念は、そろそろ日本でも覆されるべきだ。
オンタイム制で行われるJECは従来の「道なき道を征く」走破性よりも、テストでのタイムアタックによる「コンマ1秒のバトル」というモーターサイクルスポーツ本来の「スピードを競う」ものだ。

今シーズン、オフロードライディングのエキスパートとしてのタレント(talent:才能、適正)をモトクロスやトライアルのトップカテゴリーで開花させたライダー達が転向、スポット参戦している。石井正美、鈴木健二そして小池田猛が刻んできた轍を彼らが続いているのだ。エクストリームテストではトライアルライダーの3Dパフォーマンス、ファイナルクロスではMX-IA達が見せる爆発的なスピードは今までの国内のエンデューロにはなかった。

基本的なライディングテクニックとフィジカルタフネスを高い次元で身につけているトライアルライダーやモトクロスライダーは当然のようにクロステスト、エンデューロテストでもトップクラスのタイムを出しており、エンデューロのみで培われたスキルだけでは彼らに対抗することは難しい状況だ。
しかし2009チャンピオン池田智泰をはじめとするエンデューロライダーの意地と底力もけして侮ることはできず、各カテゴリーのトップライダーが集結するJECは、いわば「全日本オフロードライダーNo.1決定戦」の様相を呈している。

エンデューロを見て楽しむ方法
ハイパフォーマンスを持ったライダーが多数参加しているといっても、ひたすら周回するのみのクロスカントリーとは違い、オンタイム制で行われるエンデューロはレースシステムを知っておかないと、何をやっているのかさっぱりわからないかもしれない。

そのシステムといっても簡単だ。
各ライダーに同じオンタイム(指定時間)が与えられ、タイムアタックを行う3つのテスト(競技)区間をつなぐルート(移動)区間を決まった周回数のみ走り、全テストでの合計タイムと指定時間に対する早着、遅着のペナルティ時間を合計したタイムがその日のリザルトになる。当然、最も速い(時間が少ない)ライダーが優勝だ。
日本国内でもテレビ放送がある4輪のワールドラリー選手権(WRC)をテレビ観戦したことがある人なら理解しやすいと思う。
なお、2days開催といってもそれぞれポイントがつく”ダブルヘッダー”あるいは全日本モトクロスのヒート1/ヒート2であるが、マシンを壊してもメカニックが作業するわけではなくライダー自身が行わなければならず、たとえオンタイムのペナルティ許容時間1時間で運良くパルクフェルメ(マシン保管場)に入ることができても翌日のスタート前のワーキングタイムで走行可能な状態にできなければ失格になる。

生粋のエンデューロライダーが優るのは、このトラブルに対処する能力であり、逆にマシン整備に不安があるMX/TR IAライダーのウイークポイントでもある。速いだけでは勝てない仕組みだからこそ「全日本オフロードライダーNo.1決定戦」なのだ。

さて、そんなイベントを観客として楽しむために必要なことは会場の地図に記載されているテストの場所と、スタート・オンタイム時間を把握することが最も重要だ。着順ではなくタイムとペナルティで順位が決まるため、2-3名ずつのセパレートスタートでレースが開始(※正確にはパルクフェルメ入場からオンタイムが始まっている)されるスタートシーンはモトクロスのスターとシーンとは対照的に、さほど感動を引き起こすものではなく、ルート区間に設けられたセクションも渋滞が起こるようなこともなく、やはりテスト区間のワイドオープンこそ、このレースの醍醐味だろう。

このテスト区間でライダーを待ち構えるのがエンデューロの正しい見方、とxpressjapan.comは考える。

観客はまずクロステスト、エンデューロテスト、エクストリームテストのなかから見たいテストを一つ選ぶ。そして見たいライダーのオンタイム時間とスタート時刻から想定した”推定接触時間”を計算し、観戦ポイントとして、よりライダーのテクニックが堪能できる場所に、その時間までに移動して待ち構える。1日の周回数は最大でわずかに5周であり、レース中のライダーに出会えるチャンスも最大で5回。千載一遇のチャンスだからこそ応援に気合いが入るというものだ。海外のエンデューロ、とくにWECの熱狂はそういう理由からだ。
そして初日の終わりのわずか15分のワーキングタイムには、この間にマシンを修復し、タイヤ交換や給脂・給油まで終えなければならない、という(観客にとって)楽しいイベント(もちろんこれもレースの一部だ)がある。

そして忘れてはならないメインイベントとしてファイナルクロステストが最終日の最後のテストとして行われる。
特設モトクロスコースで5~6周のタイムアタックをするのだが、このテストだけは同じクラスのライダーが一斉スタートするので、モトクロスと変わらない迫力のスタートシーンだ。
しかも周回数は少ないものの、モトクロスライディングを得意とするMX-IA出身のライダーならばトータルタイムを一気に60秒くらいは詰めることができ、今までのミスを挽回するチャンスになるが、周回遅れになれば大きなペナルティを受けるため不得意なライダーには最後の試練となる。

SUGOでは日本国内唯一のFIM公認モトクロスコースのフルコースを使っていたので、インターナショナルクラスではMX-IAライダーの独壇場となったが、全日本モトクロス並みのバトルが展開され大いに盛り上がった。レース後のプレスルームでは世界選手権モトクロスを長年撮り続けている佐藤敏光氏も興奮した面持ちで「モトクロスって燃えるよね」と語ったのは意外であったが、それは人生をモトクロスの撮影に捧げてきた彼ならではの言葉かもしれない。それは通常のモトクロスと違い、二日間走り抜いたライダーが見せるパフォーマンスだからこその感慨があるからだ。

残念ながら九州大会ではFCTは行われず、最終日も4周となる模様だが、最終戦日高では牧場を使った特設コースでの最終決戦が毎年異常なほど盛り上がりを見せている。

さて、アレもコレも見たいという欲張りなお客さんは、計画的に観戦ポイントとルートを決めて、これを実行なければならないが、オリエンテーリング的なこれもまたエンデューロ観戦の楽しみであり、xpressjapan.comも、取材を計画通り、または臨機応変に対応できた時の達成感を楽しいと感じている。

そんなわけでYAMATO2daysはバイクに乗らないバイクの楽しみ方を発見する機会として是非体験してほしい。何せこの不況の折、観戦無料ですから。

JEC 2010 / IA class after 2-Round
Pos. No. name machine TOTAL
1 16 小池田 猛 KTM 97
2 1 池田 智泰 HONDA 76
3 9 太田 真成 HUSABERG 76
4 2 内山 裕太郎 YAMAHA 56
5 23 太田 幸仁 HUSABERG 58
6 19 鈴木 健二 YAMAHA 52
7 6 石井 正美 husqvarna 51
8 5 近藤 有介 YAMAHA 49
9 11 大川原 潤 HONDA 48
10 17 池田 忠夫 KTM 40
11 13 小菅 浩司 husqvarna 37
12 18 水上 泰佑 KTM 37
13 3 吉川 和宏 KTM 33
14 10 博田 巌 HONDA 23
15 12 内山 泰臣 husqvarna 20
16 8 高橋 政人 husqvarna 17
17 7 小野 真昇 YAMAHA 13
18 15 藤田 貴敏 YAMAHA 12





JEC 2010 / IB class after 2-Round
Pos. No. name machine TOTAL
1 53 田中 太一 KTM 90
2 39 星野 恭平 YAMAHA 89
3 26 和泉 拓 YAMAHA 58
4 54 友山 雅人 KTM 57
5 24 前田 啓介 tm 56
6 52 出口 隼斗 HONDA 55
7 27 大川 誠 KTM 45
8 25 滑川 勝之 YAMAHA 42
9 29 豊島 克也 KTM 41
10 50 渡會 修也 KAWASAKI 38
11 51 成田 匠 GASGAS 38
12 55 松本 康 husqvarna 34
13 40 山神 光輝 HONDA 32
14 38 田島 智明 YAMAHA 29
15 41 千葉 孝弘 GASGAS 28
16 31 児玉 敬介 HONDA 27
17 30 松田 成礼 YAMAHA 22
18 28 村田 竜志 KTM 14
19 47 那須 与一 KTM 8
20 48 池島 和行 SUZUKI 5

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