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FALL in the DIRT / episode 3

by masami kuroda on 2011年12月17日

TAKESHI KOIKEDA - Back to USA / スマートフォン
2012年、小池田猛は米東部のクロスカントリーエンデューロシリーズ「GNCC – Grand National Cross Country」のXC1クラス全13戦にフルシーズン参戦する予定だ。来年1月には家族3人でノースカロライナ州に移って各地を転戦する。

マシンはKTMから貸与されるものの、契約金も賞金契約もないプライベート参戦であり、第1,2戦まではワークステントで2011年チャンピオンのムリンズたちとレーシングサービスを受けることができるが、その2レースの成績次第で完全プライベーターになってしまう”オーディション”だ。

小池田はヤマハワークスモトクロスライダーとして2005年に全日本タイトルを獲得する以前、’97-’99年までの3年間はAMA-SXとNational MXに参戦し、98年にナショナルでランキング12位、最高位5位(日本人史上最高位)という、いうなればアメリカ育ちの逆輸入ライダーだった。
3年間という契約であったため2000年シーズンから全日本選手権を走ることになってしまい、その時の不完全燃焼感が、レーシングライダーとしてのキャリアが残り少なくなってきた今、再び彼をアメリカに向かわせた。

「日本でエンデューロをやってもプロとして食えないしモチベーションも上がらない。今、アメリカに行ってもすぐには食えない。 だけど、チャンスと速いライダーがいる」

しかし全米で最大のクロスカントリーシリーズGNCCといえどもプロレーサーとして生活できるだけの収入をレースだけで稼げるのはワークスライダーだけ。 その数少ないチャンスに全てをかけることになる。
その小池田と同じアメリカンドリームを描き、メキシコからも一人”オーディション”を受けるライダーがいる。彼ら二人が第3戦以降もワークステントに残るためには、レギュラーであるチャーリー・ムリンズ、コーリー・バトリック、ネイサン・ケニー、カイラブ・ラッセルらを蹴落として表彰台の一角を奪うしかない。もちろんKTMワークス以外にもポール・ウェブリーやサド・デュバルなど強力なライダーが待ち受ける。

2012シーズンの開幕戦はデイトナ・バイクウイークの3月10-13日、フロリダだ。

http://www.koikeda-sports.jp/

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